イギリス、フランス、オランダ、ベルギー等から輸入したアンティーク家具をセレクトし、白を基調にしたフレンチスタイルのスタジオ。部屋の中心にある大きいドライフラワーツリーが写真に彩りを与えます。
Point.01 徹底的に当時の物にこだわる
彫刻が美しいこの扉はクローゼットのドア。手前の扉ガラスも、ガラス含め当時のまま。(割れたら直せません!)当時のガラスならではの凹凸が珍しい光の屈折を生み、とても美しいです。どちらもフランスの1900年あたりの物。その他にもネジ等可能な限り当時の物を使用しています。
Point.02 出来る限り「本物」を使う
フレンチスタジオの中心にある印象的なツリーは造花ではなく全てドライフラワーで一本一本挿して作りました。ユーカリや色鮮やかなスターチス等が白を基調とした部屋に彩りを与えてくれました。
Point.03 職人の匠の技
床は職人が一つ一つカットし絶妙な濃淡で塗装した木を使用したヘリンボーン。数々の歴史的建造物に使用され、多くのファンを持つこのスタイルはお家ではなかなか作ることは難しいです。ましてや木材のカットから…恐れ入ります!!
隣接するアトリエスタジオは落ち着いた色合いで、ヨーロッパの古民家にある小さいアトリエのような空間です。明かりが落ち着いている分、光の差し込み具合でスタジオの雰囲気もガラッと変わる面白さも魅力。
Point.04 光の入り方で変わる楽しさ
どの自然光スタジオにも言えますが、アトリエスタジオは特に小さく、暗めの雰囲気なので、時間帯によって入る光がとても印象的に。フランスのアンティーク市場で購入した黄色の大きいソファーが目を惹きます。ガラスのシャンデリアも当時の物に電気を通して使用できます。
Point.05 愛された家具だからこそ暖かい
今回の2つのスタジオは街中や教会で使われていたもの、そして多くは一般家庭で使われていたものが多いです。生活に溶け込んだ家具たちは写真に温かみを与えてくれます。こちらはオランダの市場で購入した棚。食器棚だったのか本棚だったのか、どういう風に使われてきたのか遠い昔に想いを馳せるのもいいかもしれません。
Point.06 触れることが出来る美術館
ドアノブや椅子等、皆さんが触れるところも全てアンティーク。普段は「触らないで!」というようなものでも、触って体験できるのがチェルシーの考える写真館の新しい価値です。ただ写真を撮るだけではなく、普段できない非日常な体験を楽しんでもらいたい。そんな想いで作られたアンティークスタジオに是非足を踏み入れてみてくださいね。
今回のアンティーク家具たちもヨーロッパでの買い付け、
補修、設計、工事全てひとつひとつ人の手で行われ、
たくさんの想いと共にここまで来てくれました。
そんな家具たちがチェルシーにどう引き継がれていったのか、 スタジオ作りの様子をお届けします!
一部屋丸ごと、見渡せば全てがアンティークのインテリア。
そんな非日常な体験をバーチャルでどうぞ!
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA