こぼれ話~自然光の捉え方編~

2020.06.05

スタッフのこぼれ話

こんばんわ~本日はなかつがわです。

今日はちょっと趣向を変えて、私が思う自然光写真での光の捉え方のコツ?みたいなお話を。

みなさんが、普段おうちの中や外で写真を撮る時に少しでもヒントになればいいな~と思います(^^)

 

ライティング写真は意図して生み出す光ですが、自然光はそこに差し込む光をどう表現するかで写真の雰囲気がガラっと変わります。

有名な画家フェルメールの美しい作品も、光と影を上手く捉えることで、あの美しい絵になり私たちを魅了しています。語り出すと長いので今回は語りませんね。。

いつ撮っても、誰が撮っても、どう撮っても同じはつまらない。写真は誰でも楽しめるもの。

みなさんにも、試してもらいたい、写真を撮る時におすすめの光の捉え方をいくつかご紹介~

 

 

一番大切なのは「光を見つけること」これにつきますね!光と影は表裏一体なので、光を見つける=影を見つけるとも言えますね。

今どこに、どんな形の光が出ているのか。光を探す意識を常に持つことで写真の表現の幅はぐーん!と広がります。

この光も綺麗ですね。これらの場所でこの光が現れるのは一日のうち数時間なので見つけた時はハッピーです。

 

 

これは結構強めな光の時間帯ですね。お昼過ぎくらいかな。

わー!この光いい!綺麗~!と思ったら、次にフォトグラファーが考えるのは

「どの角度で被写体に立ってもらい」「どの角度で撮るか」です。正解はたくさんあるし、表現するバリエーションは本当にいっぱいです。

自然光に失敗なんてある意味ないので、色々な角度でこの光を料理してほしいですね。私、何キャラなんでしょう。

 

 

例えばこの写真は格子の影を意図的に入れた画角で撮っています。

普段は下に余白を持たすことは少ないですが、この光あってこその表現ですね。数時間後だったら撮らない写真かもしれません。

また、被写体の顔には直接当たらない所に座ってもらっているのもみそです。

景色として斬新できれいですが、顔にざっくり入ってしまうのはもはや光が主役になってしまうので、被写体の位置も工夫したいところです。

 

 

寄りの画もいいですが、綺麗な光が差し込んでいると、その瞬間だけの特別な舞台が現れます。きれいな光が差し込んでいる時は引きの画も撮ってみてくださいね。

 

 

ただ!影がバシバシ被写体に当たっているのもとても綺麗なんです。

こういう写真の時におすすめなのは、光を背にして立ってもらう事。顔は白飛びせず、背景と被写体の光のバランスが良い塩梅になります。

横から撮れば格子の影を活かせますし、前から撮ればきれいな逆光写真になりますね。

光が強く差し込む場所に立って逆光写真を撮ると被写体の輪郭が出るのでとても被写体が引き立ちます。

明るい髪の毛の方とかだと髪の毛がキラキラして、それもきれいです。

 

 

影だけでなく、光の効果によって被写体の質感や色味も変わります。

薄い植物などは明るく発光しますし、ガラスなんかはより輪郭がはっきりし、立体的に見せてくれます。

こういったモノに光が当たっている瞬間を見た時…そのまま撮るのもいいですが…

 

 

前ボケとして使ってみてください!発光している草花の前ボケは迫力あって綺麗ですよ!

この写真は後ろの光ボケに前の光ボケで、光ボケのサンドイッチですね、最高です!!本人にも逆光で光が当たっているので輪郭が出てきれいですね。

 

 

これもいいですね。光が当たってキラキラ光る植物を効果的に入れて印象的な写真に仕上がってます。

ここでお子さんがにこにこ笑ってたら、もう、勝ちですね(?)

 

 

ちなみに目に入る光「アイキャッチ」も、もちろんどこかに光がないと入りません。

目をキラキラさせたいのであれば、光のある方を見てもらうのがいいです。

これは自然光の光源と身体の角度は別方向ですが、床に反射する光がアイキャッチとして入っています。

光源と逆であっても明るい色の床や壁、鏡などがあったらそちらを見てもらうのもいいかもしれませんね。

最悪白いTシャツ来てるひとに前に立ってもらうでもいいかもしれません。レフ版効果で顔も明るくなって一石二鳥です。

 

 

窓や鏡の反射を入れて撮るのもおすすめです。

反射を使った写真は単純におもしろいですね。同じ場所でも全く違う画になります。

 

ちなみに!一眼レフとスマホのカメラでは光の映り方も大分違います。

最近のスマホカメラは優れているのでHDR機能を駆使して光を上手く表現することも可能ですが

優れている故、補正されすぎてしまうので、ある意味スマホで光を捉えた写真を撮る方が難しいかもしれません。

もちろん、カメラの性能や、レンズの口径の大きさなどで、光の扱われ方は変わりますが、

どんなに良い性能のものを持っていても「光を見つける目」と「光を表現する力」がないと光を上手に操って良い写真を撮ることは出来ません。

普段から、ここの光綺麗だな~どう撮ろうかな~と考えると写真をより楽しめるかもしれませんよ~!

 

 

 

ではでは、なんだか長くなってしまいましたが、

こぼれ話~自然光の捉え方編~は終わります。

次は何にしようかな~?

 

 

 

 

 

 

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